医療法人 尚歯会
理事長より
私たちは、現在 奈良の学園前医院・大阪の豊中市 千里医院・ 大阪市 心斎橋の
3医院を運営しています。
1954年 父が 「山田歯科」として大阪の鴫野に創業。
1999年に 山田兄弟歯科として奈良の学園前に開業。
その後、 千里山田兄弟歯科・心斎橋山田兄弟歯科 ( 現 Wellness D.C )を開業しました。
容易な道のりばかりではありませんでしたが どんな時も「 ワールドスタンダードを目指す」 というコンセプトは譲らずに運営を続けてきました。
大きな医療法人は数多く存在し、 どこも似通った環境が提供されるのではないかと思います。 大勢の患者に触れることができる。多くの先輩歯科医師の手技を見たり、先輩達からのメッセージを沢山聞くことができる。 診療機器が、充実している。研修があり、トレーニングする場所と機材を提供してもらえる などなど でしょう。 しっかりとした大型の診療所であればそこには大きな差異は無いと、私も感じています。
しかし、 診療所の作り方・コンセプトには大きな違いがあると感じています。
私たちの診療所は、「 チェア 33台 Kavo製・3医院 予防ルームも含めて全てが個室 」 です。
どうして高額のチェアを使用するのか。 それは、「性能は価格に比例している」 から。 一時期、安価な国産のチェアを使用したこともありますが やはりKavoのチェアは断然使い易い。 これは良質な治療に繋がります。だから譲ることはしない。
そしてどうして診療室の作り方に何の規制もない日本で、コストをかけて全て個室にするのか。
まずは今見直されている飛沫感染予防。 コロナウィルス流行以前でも結核・ インフルエンザ等 感染予防が必要な病気は常に存在しています。 医療現場は、どんな時も安心して治療が受けられる環境でなければいけない。
もう一つは理念の一つである「 自分の家族を見る様に、患者さんを観る 」 です。 ほとんどの方が口腔内にコンプレックスをお持ちです。 治療の説明等、個室のプライバシーの守られた環境の方が 絶対に良い。 家族に提供したいサービスを患者さんに提供することも大切にしています。
診療所の在り方、 治療のレベル、滅菌レベル。私たちは、全てに「ワールドスタンダード」を目指して取り組んできました。 ご存知の通り歯科医院はコンビニより多く存在し、コンセプトは様々です。 これらのコンセプトは見えにくものですが 物事を決定する上で全ての軸となり、実は働くスタッフも大きく影響されます。
卒業後の5年間は、技術の向上だけでなく、考え方や価値観の基盤を作るとても大切な期間です。
自分がどのような歯科医師になりたいか・どのようなサービスを提供したいかをしっかり考え 見極めて就職するべきです。
将来、 あなたが歯科医師という職業を愛し誇りを持ち 地域に貢献出来る歯科医師となることを心から願い、 応援しています。
理事長 山田 正人